あくまで大まかな理解のためなので、例えばここでは...ボリューム間での空き容量共有等は省きます
-目次-
1.ボリュームの空き容量表示は2種類ある(パージ可能な領域を含めるか?否か?)
2.パージ可能な領域とはなにか?
3.ローカルスナップショットを削除する方法
1.ボリュームの空き容量表示は2種類ある(パージ可能な領域を含めるか?否か?)
macOSでボリューム空き容量を「みる方法」が幾つもあり、違う値を示すことがあります
まずは...
デスクトップ/アイコン下の表示、Finderでメニューから「情報を見るウインドウ*1」内の空き容量表示、Finderウインドウのステータスバー欄、このMacについてのストレージタブ欄の4つ.
これらは容量が圧迫してきたらシステムが自動的に削除する(と書かれている)「パージ可能な領域」を含めた(大きな)空き容量を表示しています
*1.Finderの「情報を見るウインドウ」は厄介で...空き領域 と 使用領域 の両方パージ可能な領域 を含めて表示しています...ここでは 空き領域容量 + 使用領域容量 が ボリューム全容量 とはならないのです(〜パージ可能領域が二重に数えられている)
つぎに...
ディスクユーティリティの表示、コマンドラインのdf(1)とdiskutil(8)の表示...の3つ.
これらは「パージ可能な領域」を含めずに(小さい)空き容量を表示しています
そのため、上の2つの図では空き容量が違って表示されています
2.パージ可能な領域とはなにか?
では「パージ可能な領域」とはなにか?ですが「このMacについて」の「その他」と「パージ可能」とは?によると、各アプリで設定してあれば、視聴済みのムービーとテレビ番組や、メールアプリの添付書類などが含まれるそうです
また、ここには書かれていませんが、Time Machineローカルスナップショットも含まれます*2(-Time Machineローカルスナップショットについて)
上の2つの図では70GB程度のTime Machchineローカルスナップショットと他に6.5GB…合計76.5GBちょっとのパージ可能領域がある場合の図になっています
*2 Mac の使用済み/利用可能ストレージ領域を表示する にかかれている内容と違って, アップルメニュー>このMacについて>ストレージ のシステム領域には Time Machineローカールスナップショットは含まれていません
3.ローカルスナップショットを削除する方法
Time Machineローカルスナップショットがある場合も上記によると、Time Machineを自動作成をオフにすると数分で無くなるそうです(と書かれてある)
...ですがそうならない場合^^;は....ターミナルからコマンドを使って削除することができます
まずTime Machineローカルスナップショットがあるか?の確認はターミナルで
tmutil listlocalsnapshots /と入力すると、ある場合は以下のようにそのリストが表示されます
$ tmutil listlocalsnapshots /
com.apple.TimeMachine.2019-05-12-140656
com.apple.TimeMachine.2019-05-12-145559
com.apple.TimeMachine.2019-05-12-160112
...
すべて削除して良ければ、例えば
tmutil listlocalsnapshotdates / |grep ^[0-9] |xargs -L 1 tmutil deletelocalsnapshotsと入力すると、以下のように削除されます
$ tmutil listlocalsnapshotdates / |grep ^[0-9] |xargs -L 1 tmutil deletelocalsnapshots
Deleted local snapshot '2019-05-12-140656'
Deleted local snapshot '2019-05-12-145559'
Deleted local snapshot '2019-05-12-160112'
...
また、今回想定対象ではなく、迂闊に紹介するのはちょっと怖いのですが...コマンドライン/ローカルスナップショットについては、もう少し詳しく書いたものもありますのでご参考までに...(at your own riskで!!)以上.
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